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飛練音響工業の『鉄音アレンジ作品』も、初代の『KING SOUSIC』を入れると本作品で第四作目となりました。これもひとえに応援して下さる皆様のおかげで御座います。改めてお礼申し上げます。また、第三作目となりました『EXPRESS SOUSIC』に関しましては、『京急』という素晴らしいブランド力もあってか、非常に沢山の方々に注目頂けましたことを大変嬉しく思っております。
さて、そんな『ソージックシリーズ三部作』であります『KING SOUSIC』『QUEEN SOUSIC』『EXPRESS SOUSIC』は、それぞれ「渋谷」と「横浜」にてテーマとしている路線が接続しているというのがシリーズを通して大きな特長となっているわけで御座いますが、これをもっとスケールを大きいものとして展開したいという構想が出て参りました。
そこで、まずは都心の結節点である地下鉄をテーマに、従来のソージックシリーズよりも自由に作品を作ろうという考え方の元『所要時間=曲の収録時間』という本来の概念を、この『ソージックNSシリーズ』においては捨て去り、とにかく「ソージックシリーズ同士をより強固に結びつける」また「ソージックシリーズをより深みのあるものとして演出する」という目的に対応したシリーズといたしました。
その第一弾として発表させて頂いたのが今回の『SOUSIC-NS 都営地下鉄』となります。
文字通り、京王・東急・京急の三者を地下で接続し、そしてさらに大きい展開も期待されます。
今後のソージックシリーズ、および、ソージックNSシリーズに、ご期待下さい。
SOUSIC-NS 都営地下鉄では、初の『ソージックNSシリーズ』ということで、基本的には1曲=各路線という概念で制作を致しました。
1.sousic ns-5300-a0106
のどかな下町や住宅街を走る都営浅草線の末端区間を、主旋律はそのままにラグタイムソロで表現しました。
2.Sengakuji Station
この駅が、都営浅草線と京急本線を繋ぐ駅であるように、この曲も、本作と『EXPRESS SOUSIC』を繋いでいます。右側へ加速して去っていくのは楽曲を纏った京急2100形『EXPRESS SOUSIC』です。また、この曲の終わりに右側からやってくるのはまだ楽曲を纏っていない状態の京急1000形です。そして、sousic ns-1000-a0720へ繋がります。
3.sousic ns-1000-a0720
都営浅草線が走る、ビジネス街や高級感あふれる銀座の街、そして浅草・空港方面へ向かう高揚感をテーマに制作しました。
4.sousic ns-5000-i0127
都心を南北に貫く地下鉄網の裏街道ともいえる三田線の、比較的落ち着いた雰囲気を表現しました。地上を走る後半は、太陽を感じさせるフュージョン曲としました。
5.sousic ns-9000-s0121
副都心新宿から東京都市部を縦断し、川を渡って千葉県へ至る都営新宿線の爽やかな雰囲気を南国風で表現しました。Aメロは、『KING SOUSIC』に収録した「Shinjuku Road」のアレンジとしました。
6.sousic ns-12000-e0128
都営大江戸線の愛称である「ゆめもぐら」をテーマに、少々アンビエント風の曲に仕上げました。薄暗く、曲がりくねった環状部をひたすら走り抜ける都営大江戸線を実感していただければと思います。
7.sousic ns-12000-e2938
同じく都営大江戸線をテーマにしていますが、こちらは都庁前から光が丘へ抜ける放射部をテーマにしています。一日を終えたサラリーマンを乗せて、ベッドタウンに向けてひた走る雰囲気を表現しています。メインテーマやフレーズは、「sousic ns-12000-e0128」のアレンジとしています。PR -
平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
M3-2012春ももうあと約1週間と差し迫って参りましたが、本日は『鉄音アレンジ』のお話をさせて頂きたいと思っております。
『鉄音アレンジ』というのはそもそも、インターネット上でよく見られる用語であり正式名称ではないと考えられます。ピークは今から約5~6年ほど前でしょうか。
要は、『鉄道の走行音・効果音を使用した音楽』ということになり、プロの方などでもそういった手法をとられている方は多いです。例えば、キーボディストの向谷実さん、テクノバンドのスーパーベルズさんなどですね。
特に向谷実さんは歴史が非常に古く、昭和61年に発表されたアルバム『ミノルランド』で、SLの音をリズムトラックと同期する手法で制作された楽曲が収録されており、まさに先駆けと呼ぶに相応しいものではないでしょうか?スーパーベルズさんはもう説明の必要がありませんね(笑)
さて、次に同人音楽を見てみましょう。こちらで非常に有名なのが、おなじみ『K9M.NET』さん。京急をテーマにした鉄音アレンジ作品には定評のあるサークルさんです。ですが、京急以外をテーマにした作品の鉄音アレンジもまた素晴らしいです。そして、『K9M.NET』さん界隈でも鉄音アレンジは非常にメジャーな存在のようで、ひとつの表現手法として確立しているようですね。
ここまでいろいろご説明申し上げましたが、飛練音響工業の『ソージックシリーズ』も、勿論この『鉄音アレンジ』カテゴリーに入ります。
そんな『ソージックシリーズ』ですが、新たに『ソージックNSシリーズ』が加わります!!
『ソージックNSシリーズ』ですが、音質・スペック的には『ソージックシリーズ』と同等ですが、『ソージックシリーズ』の重要コンセプトのひとつである『テーマとしている路線と曲の長さが同じ』という項目を外し、もっと様々な鉄道をテーマに制作できるようにコンセプトを変更したシリーズとなっています。
いわば、これから初めて『飛練音響工業のソージック』という得体の知れない作品を手にして下さった方に対し、ある種の入門的な位置づけを担うものとして設定しております。
近年、『鉄音アレンジ』は若干下火になってきておりますが、飛練音響工業はじめ精力的に活動を続けておられるサークル様もたくさんいらっしゃいます。今後とも応援していただけますと幸いで御座います。
飛練音響工業『ソージックシリーズ』の特設サイトは下記よりどうぞ。
http://hiaudio .ame-za iku.com /sousic
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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M3-2012春でお隣だった、Peridot Forestaさん。
1.Deify
非常にバラエティ豊かな1曲になっています。
サビ以外は6拍構成になっているんですが、サビのみ3拍構成とスピード感を変えてあり、それにより生み出されるメリハリが素晴らしいのです。また、ひとつのフレーズの中でも何回も転調していき、こういったところに幻想的な雰囲気を感じます。また、リコーダーや木琴的な音色がとても良く合っており、カチッと、安定感・一体感を構成していると感じました。
2.Repose
この曲、ギターがとてもリアルですね。生演奏でしょうか?
そして、ストリングスの演奏表現も素晴らしいです。どうしてここまで素晴らしい空間を作ることが出来るのか・・・
3.白妙の詩
唐突な転調にやられます。こういうの凄く好きで!
そしてやはりメリハリがきいていてワクワクしますね。
4.Numen
はて、何と読むのでしょう。う~ん、自分の世間知らずが恥ずかしい。
そしてこの曲の、このずっと左右に浮かび上がるように聞こえるシーケンスはどうやって作っているのでしょう・・・
う~んかっこいい!!
まとめ:どの曲も共通して感じたことは、曲を彩る様々なオブリガートやシーケンスパターンなどがとても豊富ということです。それが、完成度の高い楽曲をより効果的に引き上げて魅せているように感じます。素晴らしいです。
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M3-2012春でお隣だった、Peridot Forestaさん。
まずもう出だしでびっくり!!
なんだこの世界!!!
なるほど、今まで漠然としか知らなかった所謂ファンタジー系の世界・・・
神髄をここに見た気がしました。
凄い。。。
この細かいシーケンスパターンとかももう・・・
何聴けばこういう音楽作れるんだろう・・・
なんかもう、衝撃です。
左右のスピーカーの間に突如として異世界が現れる感じ。
なんということでしょう。
ごめんなさい、何だか感想になっていませんね・・・
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酔鍵堂さんの3枚目の作品
あっそうそう新たにwebサイトがオープンになったそうですよ!
http://suikend o.web.f c2.com/
1.ずっと...
もう『神曲』以外の表現が見つかりませんねコレ。
いつものように丁寧な曲の作りが非常に印象的です。
なにげに最初の15秒でかなり満たされてしまう自分がいたりして・・・
そしてとてもフュージョン臭が強い今作。
やはり音色数がとても多く、そしてやはりエレピが気持ちいい。
キラキラ系シンセやほわんほわんいってるやつとか
定番の音をうまく使って個性と歌詞の雰囲気をちゃんと出しているなぁと。
あと1分34秒やばいね!フワッと意識を持ってかれそうになる。
んで何この曲ピアノソロ(エレピソロ?)も入るのか・・・
盛りだくさんやね盛りだくさんやね盛りだくさんやね!
そして、4分40秒~43秒のエレピの和音の感じとか・・・
あと、ストリングスにいろいろ手を加えてあるのがミソですね。
最近おれその辺サボってあんまりやってないや('A`)
あとね、曲やフレーズの各部品部品はわりと明るい感じなんですね。
でもね、曲全体は何だか少し暗い感じなんですね。
まさに、恋愛における複雑な心情を丁寧に表現した、と思わせる逸品ですね。
作詞担当の響莉さんとの間でどのような制作工程や取り決めがあるのかは全く不明ですが、
とにかくチームワーク抜群だと思いました。
そしてこの歌詞もいい。非常に丁寧に情景描写をしているように感じられます。
実際に響莉さんにお会いしたことがあるのですが、本人の丁寧な人柄そのままに非常に丁寧です。
曲も歌詞も、作り込まれ感、練られ感がすごいんです!
・・・と、最初は思っていたんですがこの曲、
恋愛における複雑な心情を丁寧に表現した曲では、どうやら無いようです。
最初、あまりの曲のインパクトに圧倒されてそこに気づかなかったのですが、
この曲は亡くなった恋人に対する思いを綴った曲なのですね!
そうそう、だから歌詞カードの10行目になぜ「生きてるよ」という言葉を使ったのか、
最初はいまいち分からなかったのです。
そういうことなんですね!!
なるほどね~~。歌詞も深い深い・・・
と、歌詞の意味を理解していくと妙な違和感を感じ始めてきました。
それは、曲が終わった後にエレピソロが続くのですが、
個人的にはこれがいらないんじゃないかと思うんですよね。
ここは、故人を想って静かにしっとりと終わって欲しかったかなと。
エレピではなく、むしろエレピを抜いて少しだけベースで遊ぶと、
そんな感じだとこの曲のエンディングがより印象的になるのでは?
と、思いました。ベースも最後がずっと繰り返しになるので若干耳に残るんですよね。
そこに一工夫あると良かったと思いますが、作曲中は何かとハイになるもので
最終的にこういう構成で終わりたくなる気持ちも実は分かっていたりします。
だってあのベースは確かに気持ちいいもん(・ω・)
あ、いえ、すいません、あくまでも個人の感想です。
2.いつか王子様が...
ひとつ気になったのは、2曲とも曲名の末尾を“...”で揃えたんですね。
というところです。何でかは分かりません。
もうひとつ気になったのは、すいけんさんはいつも『しっとり系』の曲と『激しい系』の曲を
バランス良く配置してくるということです。この辺はもう、センスセンス。センスですね~~
あとこの曲もテクニカルすぎるんですね。どうやったらこういうすごい構成が作れるんだろうか・・・
俺はソージックなんか作ってる場合なんだろうか・・・
など、くどくど考えました。。。
3.Summer Beauty
この曲は割とベタな感じですね。ピアノのフレーズなどもわりと良く聞く『夏』の感じです。
ものの見事に水着のオネーチャンが水辺ではしゃいでいる絵しか浮かんでこなかった俺の想像力の無さはおいといて
サックスのリアルさがまたいいですね。やはり夏の海と言えばサックスですからね。
ウチのサックスは全然リアルじゃないから負けとるでかんわ。あかんわ。
一点だけ、唐突に終わってしまう感じがちょっと・・・
水着を脱ぐ描写は入れて欲しかったかと・・・(違)
あとこのアルバム、何が凄いって、3曲目聴き終わったあと、もう一回1曲目聴きたくなるという。。。
ほいでその1曲目を7回繰り返して聴いたのは内緒です。。
まとめ
すいけんさんはすいけんさんでした。
向こうは酔った振りして見事に急所を突いてきました。。。
曲が本気で凄くて俺もう死んでしまう・・・
そうか、だからHNを「すいけん」にしたわけか納得。。。ヽ(`Д´)ノ
そしてこないだの響莉さんの衣装はとてもすてきでした。
この美女と野獣のコンビ、ファンとしては今後がもの凄く楽しみです!!
が・・・同業者として、喰われそうな勢いで恐ろしい('A`)
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Mコミ5で発表された酔鍵堂のアルバム「Schwarze Katz」です。
詳細は下記よりどうぞ。
http://suikend o.web.f c2.com/
1.目覚め
すいけんさんが腕をふるったインスト曲ですね。
相変わらずこの発想力、先の読めない展開等、もうこの人恐ろしいです。マジで('A`)
あと、何で和楽器が入ってるの??
2.Schwarze Katze
展開が非常に豊富ですね。
最初のピアノで聴き手をぐっと掴みますね。
すぐエレピに代わり・・・
んでギターと・・・
ちゃんとキメもあり、聴いていて非常に爽快なんですね!
あとこの曲の輝きを増しているのは響莉さんの歌詞だと思います。
様々な感情と、そして時間軸に沿って物語が展開していくような感じがもう素晴らしいの一言です!!
そして歌詞が何だか上から目線ですね。
ん?これは、ネコ?ネコなんですよね?
響莉さんがネコで、すいけんさんがそのネコに夢中になっている飼い主なんですかね??(笑)
という解釈であってますかね?ナニヲイッテイルンダオレハ・・・
あと、全体的に周波数特性がちょい丸めなんですが、これは何か意図があったのかな?
3.shiny on
まず、イントロの0分26秒ですね。こういうとこらへんで、すいけんさんのフュージョン好きが感じられます。
0分42秒でいきなり転調と・・・ もうね、笑いが止まりませんでしたよ。こういうの好きすぎて・・・
やってることは単純な転調なんですが、やりかたと演出がうまい。
こういうとこホント見習いたい盗みたい!!!!!!!!
でっこの曲はまたサビが面白くて、サビの前半部分は非常にシンプル・・・というか単調です。
ですが、最後の1分17秒以降「瞳を離せないの」の部分でまさに、この歌詞の価値を最大限に生かすような展開がなされており
非常に気持ちいいのです。もうすっかり使い古した表現になってしまいますが
「アッチの世界に連れて行ってくれる」ってやつです。
4.Sniper
この曲、イントロでカシオペアを連想してしまいました。
「チャーチャッ」ってリズムがすごい好きなんで・・・
あと、この曲で最も感動したのは2分8秒からですね。(大体予想付いてたかとは思いますが('A`))
やばい、この感じ俺も欲しい。ヽ(`Д´)ノ
5.知らない街へ
もうね、すいけんさんの守備範囲の広さですね。
こういう曲もいけるんだなぁ~と、と、と。
でも何か自分の好きな音がたくさん入っていて好きです。
で、やっぱ間奏ですね。予想もしなかった音が次々現れる。なんだこれは!?
6.Funny lovable world
この曲面白い!!
こんな複雑な曲を作るのもほんと凄いと思うけど、
この曲にまた深い歌詞をつけるのもほんと凄いと思う。
言葉遊びがしっかりと出来ているということですね。
4分14秒、エンディングの部分にストリングスの余韻が残っていますが
これは個人的には無い方がいいかと。その方がすっきり終われるかと思います。
7.雲の行方
もっとも気になったのは、ハイハットにどういう処理がされているのだろうかということです。
ピアノのフレーズを目立たせるためか、ピアノ以外が全体的にボヤッとしてますね。
そしてやはりこの曲もエレピが。エレピと一口に言っても様々な音色がありますが
曲によって、また歌詞の雰囲気によって、使い分けているのが素晴らしいですね。
まとめ
すいけんさん、師匠と呼ばせて下さい。
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M3-2012春にて、イベント設営のお手伝いに参加した際に初めて会いしてCDの交換をさせて頂きました。
「ここ、あいてますよ」と声をかけて頂き、すぐに意気投合しました。
http://shoshin ai.web. fc2.com /
苦労されてDTMを習得され、数多くの作品を作っていらっしゃいます。
交換させて頂いたCDは、「青い硝子球」「後ろからかけた言葉」「3・11を忘れるな」の3本です。
どの作品も、素晴らしく強いメッセージ性が込められています。
『ただ単にかっこいい曲を作った』という感じでは決してないです。
音質的な部分ではいろいろネガティブな印象を持ちやすいかもしれませんが
楽曲アレンジに関しては非常に私好みでアルペジオやオブリガートなどが多用されています。
表現手法なども極めて斬新で、途中でテンポが変わったり効果音が入ったり等、常に良い意味で裏切られるアイデア満載の作品になっていると思います。
それだけに、上記のように音色の選び方で少し勿体ない印象を受けてしまいます。
ですが、この方のお年や経験年数を考えると、この完成度は奇跡に近いのではないでしょうか?
また、深みを感じる和音の構成に、ショーシーさんの優しい歌声がマッチして、ある種のヒーリングミュージックにもなると感じました。
その反面、やはりこの方の思いが詰まった曲は時に鋭く、心に突き刺さります。
何気なく生活している毎日の中で、知らず知らずのうちに何かに迷惑をかけていないか?
自問自答する時期に来ているのではないかと、そんな風にも考えたり・・・
何だかとても考えさせられます。
とにかく、メッセージ性が非常に強いです。
昨今、同人音楽界で活動されるサークルさんは、みなさん素晴らしい品質の音質やアレンジ能力を持っていらっしゃるように感じています。これは、簡単に言えば、商業音楽の品質に限りなく近づいているということでありますし、逆に、商業音楽業界から同人音楽界に参入されるプロの方々も多いと伺っております。
これは、業界の発展という視点で考えた場合、非常に喜ばしいことであります。
ですが、音質やアレンジ品質の向上に伴い、同人音楽らしさを少しずつ失っているようにも感じられます。というのは、音質やアレンジ品質を向上させることばかりに気をとられ、「俺はこんな曲を作って、みんなに聴いて貰いたいんだー!!」という、音楽という表現における最も基本的な原動力を少しずつ失っているのではないかという風に思うからです。
私はこの、ショーシーさんの曲を皆さんに聴いて頂きたいと改めて思います。
特に、サークルさんに。
もう一度、確認してみて下さい。
初めて音楽を作った時の感動、そして、いろんな人に「聴いて貰いたい」と思った時の事を。
ナァナァで、音楽やってませんか?
もう一度、思い起こしてみて下さい。
「3.11を忘れるな」より「3.11を忘れるな」
タイトル曲となっているこの曲に、私は深く考えさせられました。
そして、ブックレットに書いてあることにも深く共感しました。
被災者の方々に伝えるべきは、励ましだけでいいのでしょうか?
もっとたくさんの伝えるものがあるのではないでしょうか。
非常に強いメッセージ性を持ったこの曲から、このアルバムは始まります。
まるで、震災から復興までを、順を追って描いているようにも感じられます。
「瓦礫に花を咲かせましょう」は、見事に予想を裏切られました。
聞く前までは、そして聞く直前までは、暗い曲だと思ったのです。
やはりそれは『瓦礫』というキーワードがそう思わせたと思うのですが、この曲はもの凄い明るい曲です。
まるで、『嫌なことは全て瓦礫と一緒に処分してしまおう』という前向きなメッセージを感じました。
ベタな表現で申し訳ありません。。。
そして何より、ショーシーさんの書く歌詞には、この方のこれまでの人生経験が詰まっているように感じ、どの曲の非常に奥深いです。
「信じてみよう」は、最後のドラムをバシッと決めて欲しかったです。
やはり、強い決意をうたっている曲ですから。
「後ろからかけた言葉」の何とも言えないレトロな感じがとても好きですね。なんでしょうこの歌謡曲的な雰囲気は・・・
「LIDS/恋愛免疫不全症候群」もそうですが、何というか、一時のサザンみたいな感じです。
「抜け殻」コレがまたいいですね~。ジャズっぽい雰囲気の曲が好きな自分にはとてもスッと入ることが出来ますね!
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おなじみ、同人フュージョン界の雄、signal+noiseさんです。
1.Just In Time
オープニングに相応しいスピード感溢れる曲です。
キーボードパートの刻みがカッコイイ・・・惚れる。。。
後ろの方でキラキラいっているシーケンスパターンとピアノの刻みがまたよく合う!
あと、シンセのオブリガートがきちんとメロディーの合いの手になっていてここだけでももの凄くかっこいい!
曲が進むにつれて、だんだん山を登っていく感覚になります。
そして途中のベースソロがかっこいい!
2曲目に向けてテンションを上げていく感じですね!
このアルバム1曲目にして一番のお気に入りかも知れません。
2.Moments
空が見えだしたという感じでしょうか。
少しノイジーな、不思議な音色のシンセが空に聞こえなくもないです。
Bメロで転調してガラッと雰囲気が変わる感じが好きです。やっぱこういう演出うまいなー!!
そしてサビ、signal+noiseさんのT-SQUARE好きをしっかり感じられる良いサビです。
エレキギターのソロパートですが、アドリブプレイのシミュレーションですからもう少し強烈な主張があってもいいかと思います。
3.Sunset Line
うって変わって海を感じます。パーカッションがいい味出してますね。
何と言うんでしょうね。この独特のシンセの音色にもう海を感じてしまうんですね。
このあたりの音色のチョイスがとてもうまいと思います。
のびのある良いメロディーラインなんですが、もう少しキレやメリハリがあっても良いかと思います。
Bメロからサビに入り、サビでずっと続く独特の浮遊感がこの曲のウリのように感じます。
5.Voyager
独特のリズムのパターンがとても印象的です。これ絶対自分には出来ないですね・・・
そしてよく聴くとこの曲にもパーカッションが!しかも、何か、リアル!!さすがです!!!
signal+noiseさんの最近の作曲のテーマにパーカッションが含まれているのでしょうか。
最近わりと、ラテン系、南国系、リゾート系、といった要素が以前より多く含まれているように感じます。
6.Train Into The Night
夜行列車か何かがテーマでしょうか?ドラムのパターンが列車のジョイント音に聞こえなくもないです。というのは言い過ぎでしょうか?でも、スピード感を感じるドラムパターンに、signal+noiseさんの個性や特長がよく出ているように感じます。
ゆったりとしたピアノ・シンセ・ギターと、相対的に早くて細かいドラムパターン、シーケンスパターンにより夜の雰囲気が見事に醸し出されているように思います。
8.Dog Walk
珍しいミドルテンポのシャッフルビート曲です。
犬の散歩がテーマなんでしょうか?とってものどかで平和な曲ですね。
最近のsignal+noiseさんの横方向の展開はすごいものがあります!
メロディーパートもハーモニカが設定され、雰囲気を盛り上げています。
9.Recollect
ギターがカッコイイこの曲、スピード感バッチシです。
ちょっと80年代っぽい感じが漂います。古き良き時代のフュージョンが見え隠れしてるって事ですね!
10.Invisible Pink Unicorn
うって変わってこちらは現代風フュージョンって感じですね。
打ち込みを多用した近年のフュージョンの雰囲気を感じます。
そしてこの曲のようなこういう細かいシンセシーケンスがとっても好きです。
こういうのもマネできないんだよな~ どうしたら俺にも出来るようになるのやら・・・
11.Someday, Somewhere
一気に広い場所に出てきたような感じがします。
壮大な印象のある曲です。
12.Rest In Peace
おおー!!
いいエンディング。
signal+noiseさんのピアノソロ曲ですね。
和音の使い方が気持ちいいです。
まとめ:品質もバラエティ豊富な曲目も、もう市販のCDと遜色ないんじゃないでしょうか。今後も楽しみです!!
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同人音楽界きっての正統派フュージョン制作サークル『signal+noise』さんの最新作です!
CDの演奏開始ボタンを押すと、いつものように爽やかなフュージョン風が吹きます。海沿いへドライブに行きたくなりますが、隣に乗ってくれる人がいないので行きません。。。orz
あと、ジャケットかっこいいなあ。
http://signaln oise.jp /
1曲目、やはりT-SQUAREを彷彿とさせる爽やかサウンド。アルバムの1曲目に相応しいです。私も今回、『EXPRESS SOUSIC』でこのような爽やかな8ビート曲を作ってみましたが、やはりsignal+noiseさんにはかないません!!
そして、EWI(シンセリード)とキラキラ系シンセが対をなしてこの曲を盛り上げています。
しかし何でこんな音が良いんだ・・・
2曲目、ちょっとダークな、かつ熱さを感じる曲です。何と表現したらいいのか。
今まできいたことのないsignal+noiseさんがそこにはあります。良い意味でくどいくらいのブラスサウンドが、何だかカシオペアをイメージさせます!
・・・おおおおおおおおおおおおおおおおお!ドラムソロ!!!
!!!
おお、そして転調!!
カッコイイ!!!
その後のギターソロも何だか野呂さんみたい!!!
そして一瞬音が止まる箇所があるんですが、こういうの出来るのすごいって思います。私はそういうのが苦手で、何とかしてなるべく繋げようと思ってしまうからです。
う~ん、カッコイイ。
3曲目。2曲目に続いて、Tomのオンパレード!!今までのsignal+noiseサウンドと何かが違う。どうしちゃったのかしら。また新たな新境地へ!!!
まとめ:もう一度、コラボやりませんか?